1)Ride

 チャーリーが1994年発表したCD「Travelling」に元曲がある。水道管を、掃除機のように繋ぎあわせたディジュリ・ボーンは、音がチェンジできる。(ディジュリドゥーをトゥロンボーンのようにしたら...という意味)

2)Beswick

 キャサリーンから南下すること数時間。アーネムランドの玄関、ベズウイックは外人どころか、オーストラリア人も許可なしでは入れないアボリジニの土地。"Daimyoコーナー"にある紀行文の世界は、この曲に凝縮されている...といっても大げさじゃない。それぐらいショックだった。

3)Bridge

 18年前から(今2000年)このメロディーはあった。当時のバンド、Kidsでは「告白」という曲(恥ずかしすぎるタイトル)。...The Whoの”ギター&ペン”をパクって作った曲だった。ヴァンゲリスが”炎のランナー”を書いた時、マネされた!と思ったぐらいメロディーが酷似してるが(証人がいるもんね!)..でもヴァンゲリス昔のBand”アフロディティス・チャイルド”は大好きだったよ。

4)From Bulman To Ramingining

 歌詞にでてくる"open road" とは、道を切開いて進む...という事。だって道に迷うより、道がないんだから...。ブルマンもアボリジニ居住区。ダイヤルがやっとできるボロボロ旧式の赤電話だったのに...東京から自宅にかけるよりハッキリ聞こえた...あ〜文明開化!チャーリーのディジュリ・ボーンが吠える!何故ワラビーが、トタン屋根にいるのかは...ヤコペッティーに聞いてくれ。

5)The Ballad Of Djon Mundine

 「ここから先、アルコール持ち込み禁止」の看板よりも、ブッシュ・ファイヤーで焼け焦げた地帯に踏み入る事が..不気味だった。ラミンギニはアボリジナル・アートの町らしく統制の(?)しっかりした地域だった。ボビーが言った。「ヘイ!銃でもあるのかよ!」...チャーリーが、蟹”マッド・クラブ”を捕ろうと言ったからだ。おかげで馴れない日本人(Daimyo)は、泥水に漬かった為に帰国後、皮膚炎をおこし病院へ。ボビーは素手で、どう猛なマッド・クラブを何匹も捕獲した。

6)Let the dog out

 Gondwanalandの代表的ナンバー「Danger」にCountry Bears時代から演奏していた「朝が来た」を合体させた。共通するテーマが”イヌ”だった。昔からワン・キーの曲が多いので、チャーリーのスタイルには溶け込みやすい。後半、アボリジニの言葉で挿入しているのは前述ボビーのナンバー(アボリジニの民謡?)から。哲学「イヌをハナセ〜!byチャーリー」

7)Snake

 過去も、今も、将来も...この曲です!!!ね!チャーリー!!!

      <Daimyo 2000/10/30>

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