第14回キース・ムーン追悼Gig自己リポート by Daimyo

.......................................................................................................................................

第14回キース・ムーン追悼ライヴは、2001年9月7日(金)いつも通りの命日に、いつもの場所で開催された。私個人にとっては、ある意味で原点回帰な展開となった。まさにライヴだったのです。第14回は、、、そして第15回へのシナリオ無きストーリーは、既に始まっている...

このリポートはNEW ASIA BBS内で思いつくままに書いた、各出演者へのインタヴューを中心とした文を再構成し挿入しています。

...................................................................................................................................

2001年9月7日(金)高円寺ShowBoat 第14回キース・ムーン追悼ライヴ  〜曲順〜

 

<たるい組>;Daimyo(vo&g)小和敬典(vo)たるい正太郎(b&vo)スティック(ds&vo)

1) Cobwebs And Strange

2) Substitute

3) I Can't Explain

4) Anyway,Anyhow,Anywhere

5) I'm A Boy

6) Happy Jack

7) I Need You

8) Barbara Ann

9) So Sad About Us

10) Heatwave

11) A Quick One

 

<滝野組>;Daimyo(g&cho)滝野浩一(b)萩原しんたろう(vo)関慶和(ds)

12) 1921

13) Amazing Journey

14) Sparks

15) Pinball Wizard

16) We're Not Gonna Take It

 

<ノリさん組>;Daimyo(g&vo&cho)日戸修平z(g&cho)高橋教之(b&cho)川井健(keyb)鹿志村茂臣(harp&vo)小和敬典(vo)木瀬りえ子(vo)藤掛正隆(ds)

17) Time Is Passing(Vo.by Daimyo)

18) Too Much Of Anything(Vo.by 鹿志村茂臣)

19) Drowned(Vo.by 鹿志村茂臣)

20) Doctor Doctor(Vo.by 木瀬りえ子)

21) Little Billy(Vo.by 木瀬りえ子)

22) Let's See Action(Vo.by 木瀬りえ子)

23) Slip Kid(Vo.by 木瀬りえ子)

24) How Many Friends(Vo.by 小和敬典)

25) Love Reign O'er Me(Vo.by 小和敬典)

26) Long Live Rock(Vo.by 小和敬典&鹿志村茂臣&木瀬りえ子)

〜前澤陽一氏トーク〜

<oops!組>;Daimyo(vo&g)青木なおひと(g&vo)ダンナ(b&cho)関慶和(ds)川井健(keyb)

27) Dogs Part 2

28) The Dirty Jobs

29) Daily Records

30) Going Mobile

31) Sister Disco

32) Pure & Easy

33) After The Fire(有志参加)

 

<アンコール>

34) The Kids Are Alright〜My Generation(全員参加)+小田原豊(ds)

 

*当日の模様はLinkコーナーの”Saby”kofさんのホーム・ページにて、kofさんの御好意で写真アップされています。もしくは以下の直リンから行ってみて下さい。

http://www.rebeccain.com/LIVE/010907/

 

...................................................................................................................................

 

〜<バンカースへのインタヴュー>〜

 

第11回での復帰をキッカケに最近では初期ナンバーを中心に担当して貰ってるバンカース(現在それ以前の名前”喝タルイバンド”としても活動中)とは私自身のバンド活動初期からの仲間...guitarがっちゃんは不参加ですが、同時代にモッズ系サウンドを愛し活動続行中の仲間は少ない。今回はフー・ファン倶楽部の小和敬典をvocalに私のguitar、そしてバンカースのbassたるい君に、ds.スティックの4人という、よりザ・フー的編成で初めて出演した。以下スタジオ内にてのインタヴュー?というか会話より...

 

*キース・ムーン追悼Gig!の常連である(B)たるい正太郎君(Ds)スティック君とは既に十数年をこえる付合いになります。Egg-manでやってた時代はバンカース!として、現在いろんなバンドで活躍するギターのがっちゃんとのトリオで此のGigに参加してました。がっちゃんは最近このGigには登場してませんが、小田原とは時々仕事を共にしていると先日マネージャーから聞きました...で今度、バンカース!結成以前のバンド名”喝タルイバンド”に戻って3人でライヴをやるそうです。POW!が四谷フォーヴァレーにて対バンした時の彼等はまだ、”喝タルイバンド”と名乗ってましたから、復活の話を聞いて私は嬉しかった!...ではスタジオ・リハにおける、たるい&スティック君へのインタヴューを先ずは!

 

*毎年初期から中期にかけてのザ・フーを担当してくれてるお二人ですが、今年キース・ムーンに向けての抱負などを...

<スティック...以下ス>よおしっぃ〜!俺はね〜!去年よりもコーラス参加を多くしたいなって事かな!

*............

<ス>あれっ?真面目な事ゆっちゃった?!

<ス>でもネ〜、キース・ムーンの曲、叩きながらやるのは大変なんだけど、楽しいからやるんだ〜!

*でもキース・ムーンはビーチ・ボーイズ好きだったからスティックお得意のファルセットだよネ!

<ス>♪バ〜バ〜バ〜...(”バーバラ・アン”を唄いだす...彼は恐ろしいほど昔のマンマ!若い!青春だ〜!健作?!ウラヤマシイ...)

*リーダーはどう?リーダー!

<たるい...以下た>今年はジョン・エントウィッスル意識して動かないでやろうかな?

*&<ス>無理!ムリッ!

<ス>そんな事できるの?

*過去何年と見てるけど不可能だネ!(スティックうなずく)

<た>じゃ〜、モミアゲだけは書いとこうかな?(注*当日本当に書いてた!)

.....(沈黙)......

<ス>じゃ〜骸骨の服着てあそこはモッコリと!(注*ワイト島のフーでジョンが着てた衣装...さすがに?当日は着なかった)

*アソコだったらいいけど?お互い腹がモッコリ!

.....(沈黙).....

*Egg-man時代から参加してくれてるけど、一番印象に残ってるキース・ムーンは?

<ス>えぇ〜、、、昔のもいっぱい想いであるけど、何と言っても去年の岡井大二さんかな?!凄い楽しそうに叩いてた。

*たった3曲の為に自分のセット持ち込んでソレ皆で使い回しだもんね!ソレが叉、他の人には叩きづらいから〜困った!あの人凄いヨ、やっぱり!根性違うっ!

.....(爆笑).....

<た>大二さんに昔世話になったんだよネ〜.....ヴォーカル入れろ!って言われたけど。

*あっ、そうそう喝タルイバンドも3人だったんだよネ?

<た>ん〜、きょうこさんが抜けてからはネ。

*きょうこさんって、バービー・ボーイズの?え〜とどういう字書くんだっけ?

<ス>アンズの!

*あっ、そうかそうか。

<た>でも昔は京都の京だったんだヨ。

*えっ?その頃からスティックだった?

<た>いや、杏子さんがいる頃にスティックに変ったんだ。

*あっ、そういえば小田原が一時期やってたアイドル系?!バンドのBoy'sClubの後期にフォーヴァレーとかでSax吹いてコーラスやってたのはKONTA氏だったよネ?

<ス>&<た>そうそう!

*で、スティック、今もやってる?エンリケさんと、、、バイシクルだったっけ?

<ス>やってるヨ、Bicycle!

*そうか今回キース・ムーンに久々復帰する萩原慎太郎君もエンリケ氏と最近Gigってると言ってたし、ノリさんも前に、萩原君とやってた。ミンナ何か繋がってるんだネ〜...あっ、話題がソレチャッタか?裏街道としては面白い話だな〜。(暫く内輪話に花咲く)

え〜っと、何かキース・ムーンの今後についてとか。

<た>とにかく!メジャ〜な会にしようヨ〜!

*スンマソ〜ン、、、超マイナーな私がやってるもんで(汗?)

<ス>とにかく俺はお客さんは大事だけど、意識しないでドカドカやる!自分たちで盛り上がって”ク〜ッ!”と演奏しながら叫べるライヴがしたいな〜!

<た>ねぇねぇ〜僕、意外にキース・ムーンに似てるんだヨ!

*それって、せんだみつお顔って事?!

<ス>.....(納得顔でうなずく).....

*(でも、たるい君って顔もギャグも実は難波弘之先生?!に似てるんだよなぁ)

 

...................................................................................................................................

 

〜<関慶和インタヴュー>〜

 

(Daimyo)「今年で第14回を迎えるキース・ムーン追悼コンサート!関君は小田原に代わりメイン・ドラマーとして第11回から頑張ってくれてる、、、そこで今年の抱負を先ず!ほらぁ、ギターばっかり弾いてないで!」

Daimyo部屋にあったフォーク・ソング&歌謡曲全集を見つけて、かたっぱしから歌っている関君。

(関)「いつしか俺もトミー完全制覇したいッスね〜」

(D)「あのね、関君!今年の抱負をと聞いてるんだけど、、、困ったな〜、、、小田原化がもう始まってるのか、チミは?」

(関)「.....」

(D)「質問が悪かったかなぁ?それじゃ関君、今までで一番気に入ってる自分のフー演奏は?」

「パウプス(ちなみにパウプスとは関君が昔から演ってるバンドoops!とPOW!の合体という意味)で演ったドンカ〜ン、ドンドコ、チ〜ンっていう...??」

Daimyo固まる。

(関)「2年前の憶えてます?」

(D)「だから何の曲なのサァ〜」

暫く時間が流れSister Discoと判明。

(関)「あれは本物としてCDで売っちゃえばいいじゃないっすか?」

(関)「これって著作権問題あるんすかね?」

Daimyo再び固まる。

関、飽きたのか?又してもギターを持ち<幻のスーパー・マン>を弾こうとするがイントロで既に迷子?!になりメゲル、、、。

そこへLittle bears社長矢澤氏が登場。先程からの問答を聞いて、イライラしている御様子!

(矢)「今年の小田原出演はどうななんだぁ!」

今度は関が固まる。

(D)「どうなんだぁ〜って言ったってあんたぁ〜、あんたが仕切ってるヤツのスケジュールの方がどうなんだぁ〜!今年だって何か入ってるって聞いたぞ〜?!」

更には、社長も固まり、、、3人しばし沈黙。

(D)「まぁ〜ミンナ本当にフーが好きでやってるという事で、、、可能な限りミンナには参加して貰いたいけれど、、小田原も空いたら頼むぞぃ、、、だからさぁ〜関君、ギターはもういいから何か言いなさい!」

(関)「やっぱり、、、何回か先には、ヴォーカルのロジャーとギターのピートとベースのジョンを呼んで追悼しようぜ!その時のドラムは俺さぁ〜!」

社長とDaimyoとうとう動けなくなる。

(関)「でも本当にこのGigの事、彼等が知ったらミンナ自費できますよネ〜、、ネッ?Daimyoさん!」

来るわけないだろうが、、、いや、、、ひょっとして?!

(矢)「何言ってんだよ〜!コッチが向こうに招待されるんだろうが!」

(D)「いいね〜Pちゃん(矢澤氏をDaimyoはいつもこう呼んでいる)、、、ロックだね〜」

(関)「じゃ〜さぁ〜Daimyoさんさぁ〜、、、第20回はライヴ止めてさぁ〜、テレビ局引き連れてさぁ〜、墓参りにしません?」

Daimyo気絶、、、もしくは関インタビューを企て此処に自爆?!

 

(矢)「ところで、今回の抱負は?」......???

 

*後記...小田原は遂に当日、キース・ムーン追悼Gigに復活参加し、アンコールで演奏!折角楽屋で着替えた衣装なのに、ステージに上がった瞬間”やっぱりキース・ムーンだもんなぁ〜”と独り言を言ったと思い気や、すぐに脱いで上半身裸で叩いてました。流石筋金入りの小田原あっぱれ!

 

...................................................................................................................................

 

〜<OOPS!インタヴュー>〜

 

先日同じ質問を関君にしたら、答えを得られる前にインタヴューが終了してしまったのだけど、今回はさすがにそんな事は起きないと期待し?!敢えて同じ質問から入りたいと思いますが、今年第14回キース・ムーン追悼Gig!に向けてのOOPS!としての抱負を聞かせて下さい。先ずはギターの青木君、続いてベースのダンナどうぞ!

(青木...以下ア)「抱負ネ〜、、、何でしょうか?」

(ダンナ...以下ダ)「何言ってんだよ〜聞いてる奴等にどれだけバレないようにできるかじゃないの?!」

(ア)「............」

(ダ)「俺はな〜Daimyoさんチ自家製梅酒二杯目のこの身だよ〜、、、判ってるの〜青木君!」

あぁ〜あっっ!ダンナ程々に、、、あの〜関以上とは、インタヴュー前から予想してましたが、、、ところで青木君、理性的な御意見を一つ?!

(ア)「あの〜〜〜ダンナは、此れだけ入っちゃうと、根岸さんがいようが小田原さんがいようが、肘枕させる勢いなのでDaimyoさんも気を付けて下さい」

(Daimyo固まる...時間流れ、Daimyoは、奴等は結局奴等!と悟る)

あぁ〜しょうがないなぁ〜、、、では、いままで演った追悼Gigの自分たちのプレイで一番印象に残ってる、、、憶えてるのって何でしょうか?

(ア)「私は、TOMMY演った時のEgg-manで、自分がアコギを担当した時に出音が小さかったのがいまだに気に入らねえ〜!!!」

(彼までだんだんダンナ風になってくる)

(ダ)「俺は忘れねえ〜よ、Daimyoさんにいきなり2日でShaking all overを完コピしろって言われた事を、、、涙でパンツはゴワゴワだよ?!」

(Daimyo更に固まる.....時間が流れる)

僕(Daimyo)とは二人共、もう何年もの付合いになるけど、いろいろ良いことも悪い部分も全て知ってる訳だけど、こんな処をどうにかして欲しい!と気付く点あったら率直に言ってくんないかな?!あくまでも一緒に音楽を演奏する仲間として、、、、、勿論キース・ムーンを演る上での要望でもいいのですが。

(ア)「あのう、、、(若干怯えつつ)焼き肉屋でこれ以上ダイビングは止めて下さい!介抱するのは俺達なんですから!」

えっ?!(Daimyo固まりまくる)あの〜〜〜、、、それって吹上で、、、。

(ダ)「あのぅ、、、私はその時入っちゃったんで?!いやぁ〜関が入っちゃったんだ?!、、、穴*は勘弁して下さい」

何じゃ〜ソリャ〜〜〜〜〜!!!!!一応誤解無き様説明、いや白状せざるをえませんが某焼き肉店にて酔っぱらった私が鉄板、目がけてダイヴィングした際、グサリと刺さったグラスの破片を取りのけ、、、

(ア)「ヒドスギです、、、そろそろ学習して下さい!鉄板は飛び込む場所じゃありません!」

(無口になってきたダンナ...やばい雰囲気になってくる)

(ダ)「あぁ〜ん。ん〜あっは〜ん。今年の抱負はネ〜。あのぬぇ〜?、、、、、あと一杯梅酒おくれぃ〜?!」

(Daimyoとうとう挫折!)

 

...................................................................................................................................

 

〜<川井健&OOPS!インタビュー>〜

 

*第9回キース・ムーン追悼Gig以来、久しぶりに参加してくれるキーボードの川井健ちゃん!(スンマソン、昔から健ちゃんと呼んでるもんで)今回、バンカースのベース・たるい君のBBSでの意見から発展していって、お願いしたら快く引き受けてくれたのです(感謝!たるい君そして健ちゃん)実は彼とは事務所絡みで、POW!時代からの仲間なのです。以下先日、吹上佐久間スタジオに於けるOOPS!(関ds,だんなb,青木g)との5人セッション時、休み時間に録音したテープより抜粋。

 

*ねぇ、健ちゃんホーム・ページ用にインタヴュ〜を(何故かちょっとタメラウ)。

間髪無く、健ちゃん、、、

(健)行ってみよ〜う!(超デカイ笑いまじりの声...昔からちっとも変っちゃないノリの良さ)

*(OOPS!の3人に向かって)何か君達、オトナシクない?急に!

(関)Daimyoさん、叉インタヴューはいいけど、こないだ電話したの憶えてないでしょう!

*いつ???

(関)こないだ電話して、今、伊東からの帰りなんですと言ったら...んんん〜伊東?そんな遠くにいるの?俺泣いちゃうよ〜とか喚いて、こりゃ〜駄目だぁ〜ってあきらめたんですヨ!

*何だよ、それっ!

(関)何だよ?って俺が聞きたいっすよ!

(だ)&(青)叉っすか?Daimyoさん、学習しないと!

(健)そう言えば昨日夜、電話したらDaimyoヤバかったよネ〜!

*スンマソン、その通りです!健ちゃんの電話で起こされなかったら、健康に今日スタジオ入り出来ませんでした。ハイ!(当然、年中酔い?!...そして暫く私に対する非難続く...)、、、(気を取り直し)えぇ〜健ちゃんはですね、第9回以来の参加ですが、あれは誰とやったんでしたっけ?

(青)女の子?

(だ)火花が散ってましたよね?!

(一同爆笑)

(健)えっ?何、ホント?!(焦る)

*違うよ〜!ババ・オライリ〜とかやったんだよ!手弾きで!(注...ちなみにフーはテープです)

(健)そうだよ!小田原さんと二人で淋しかったんだよ!ウォント・ゲットが〜!

*話は変わりますが、実は川井健さん(何故かさんに変わる)はPOW!が世話になった吹上EVEいやオフィスすいかの正式契約アーティストでソニーからレコードを出してたという昔からの繋がりがあるのですが...健ちゃんが当時やってた、其のバザールというバンドがメインをつとめたEVEホールでのイヴェントの前座をやってたのが、今此処にいる3人OOPS!の前身、インターフェイスで、その前にすいか社長の許可を得て殴り込み?というかフォーク・ゲリラな弾き語りで道場破りしたのがこの私でした。(全員思い出話で盛り上がり、呆れつつも大爆笑...詳しくはPOW!コーナー)ところでバザールってどう書くんだっけ?

(健)えぇ〜B・A・Z・Z・A・R?

*えぇ〜そんな感じだっけ?!

(健)いやっ、違うな!(焦る)たぶんねB・A・Z・A・A・R?!?!何だっけかな?

(全員からブ〜イング)

(健)どれかだよ〜!

(全員爆笑)

(健)あのさぁ!なんでEVEって言うんだろうか?お母さんがぁEVEって名前だったの?

*凄いなぁ〜それ?!(OOPS!絶句)そんなヒトいるかぁ〜?!

(青)関さぁ、従業員だったじゃないか!

(関)そうです、高校出て5ヶ月働いてたんだぁ〜。

(健)俺はさぁ〜二ヶ月くらいEVEに住んでたんだよ〜!

*えっ?何で〜!

(健)俺、当時、家なき子でさ〜。

(爆笑)

(関)そうっすよ〜!俺、バザールの切符モギとかやってたじゃないですか〜?

(健)あっ、やってた!やってた!お前!そうだった!

(超爆笑)

*何だよ〜、お互い恥ずかしい処まで知り尽くしてるんじゃないか?!

(絶句)...(かなり長い時間当時の懺悔?話に花が咲く)

*あっ、そろそろ今年の抱負を一つ!

(健)えぇ、、、今年は21世紀になりましたから、、、。

*だ・か・ら!健ちゃんキース・ムーンに向けての抱負!

(爆笑)

(関)期待通りの答えでした〜!

*だから、もう困ったな〜!関じゃないんだから〜!健ちゃん!

(健)だ〜か〜ら〜、、、キース・ムーンは何で死んだの?

*もうさぁ〜、もうしょうがないな〜誰も抱負言わないんだから〜...んん〜それはね、関みたいになっちゃったからなんでしょう?!(この質問事項このメンバーには諦めるべし?!)

(健)あっ、関?やっぱりね〜!

(爆笑)

(関)加減知らないから?!♪ワン・ワン

(全員倒れそう)

(健)じゃ〜さ〜江利チエミさん、何で死んだの?

(絶句&それ以上の話ヤバイので削除?!)

(健)ジョン・ボーナムはどうなのよ〜?

(全員倒れる)

(関)その勢いが凄いッすよ〜?!健さんは!

*何だヨ〜!キース・ムーン追悼っとか言って俺がいきなりテネシー・ワルツ唄うの?!

(だ)&(青)やりますか!

(爆笑&絶句)

*もうミンナしょうがないな〜!...じゃ〜健ちゃん、最近の活動状況教えてちょうだい!

(健)あのね〜、、、P.O.A.ってのやってるんだけど、、、。

*あっ、前貰ったCDの女の子とやってるヤツ?

(健)それがさぁ〜、あの女の子脱退しちゃってさぁ〜、女性ヴォーカリスト募集中。

*じゃ〜さ〜此のホーム・ページで募集しちゃえば?マジで出てくるかもよ?!

(健)えっ、マジ、、、んんじゃね、今、面接してんですよ。

(爆笑)

(青)何でオーディションじゃないの?!

*面接だぁ〜?

(健)面接よ!面接大切なんだから!!!

(力説!...当然全員大爆笑)

(健)歌なんか中ぐらいでいいんだから〜!!!面白いヤツがいたらOKなんだから〜!それがさぁ〜歌に自身あるヤツに限って××(検閲削除?!)なんだよな〜。

(爆笑渦)

*(急にマジになりマイクに向かい)募集はマジです!もしも今回のキースGigで健ちゃんに興味持った女性ヴォーカリスト志望の方はNEW ASIA RECORDまで御連絡下さい!...でもさ〜ひょっとして見つかるかもよ〜!

(健)くれぐれも、歌は中くらいでいいヨ〜!真面目なヤツは駄目。そして〜!!!あのね〜!!!、、、(更に健ちゃん語録は続きますが、あまりにロック?なので検閲により削除?!)

*んんじゃ、叉のインタヴュ〜を?!、、、。

(既にもっと出鱈目?な話題に花が咲いている奴等...ちなみに全員シラフでした)

 

<今回も、又しても抱負が〜、、、???...そしてOOPS!&健ちゃんのセッションは物凄い爆音で続いたのでした...あぁ〜耳がヤバイッ?!>

 

...................................................................................................................................

 

〜<ある日、吹上にて...>〜

*ライヴ直前、2001年8月30日。埼玉県吹上にある佐久間スタジオに於けるリハーサルの一日をNEW ASIA BBSに書きました。

 

キース・ムーン追悼軍団?全員にインタヴューを試みようと考えていたのですが、30日に集まった面々は、今まで以上に不可能な御仁ばかりでした?!なもんで、ある日の日記そして、さり気ない?メンバー紹介を、、、。

 

吹上・佐久間スタジオ(*後輩のシンガー・佐久間君の私設スタジオ)に午後2時全員集合の御触れ!12時、我が部屋の電話が鳴る。

「Daimyoさんっすか?しんたろうです!スンマセン俺の為にミンナ早く集合することになっちゃって!あのですね、どんな感じで行くんでしたっけ?」

「えっ?これから?ミンナしんちゃんが今日ケツかっちんなんで2時集合と言っといたよ...」

「えぇ〜まっじっすか?今から直ぐでます!(かなり焦る)」

「大丈夫大丈夫...気を付けて来てくれよ〜...あっ、スタジオはね、17号の...」

「あっ、たぶん、いや17号出ればかなり平気なんで...今出るっす、じゃ〜後で!」

カチンと切れた。大丈夫かな?しんちゃん、、、でも車は得意だから?まっ、いいか?!(彼の実家は車屋さん)さてそろそろか。もう一つ電話ありそうだな?と思ったらリ〜ン!

「Daimyoたん...今までお留守番してたんラ...これから行くから駅レね!」

久喜駅でジャニちゃんをピック・アップし吹上へ向かう。

「ね〜何であたしのインタヴューしないのさ!ブ〜!」

「だって此のホーム・ページにはジャニちゃんのコーナーもあるし、見てる人は知ってるでしょ...」

「だってだってズルイじょブ〜!オバQ音頭歌ってあげないぞブ〜!」

「うんじゃ〜どんな質問するのさ」

「.....」

吹上はまだ先なのに何回もジャニちゃんは、目印になるある看板(ジャニ曰く”サニーポット”)の事が気になるらしく、、、。

「ね〜もうサニーポットの近く?」

「だからまだ久喜だって!」

その看板は確かに不思議な看板で作業服か何か?の店の絵看板なのですが、以前は水着を着たお姉さんの絵だったのですが、知らない内に書き換えられ顔は其のままに何故か?上半身がおっぱいヌード?!の絵になってたのです。しばらく佐久間スタジオを使ってなかったジャニちゃんは、その後が気になって仕方ない御様子?!

「ね〜もうサニーポットの近く?」

「ま〜だだよ!まだ加須!...でもあの絵さ〜...ひょっとしてヘア・ヌードになってたりして!」

「早く見たいジョ〜!絶対VOWに出したいんラから...」

ところが悲しい事に其の看板の運命は、、、、、。既に撤去されていて、ジャニちゃんは淋しそうな目をするのでありました。ひょっとして実は書き換えられてて(勿論ヘア・ヌード?!)それが問題になって取り外されてたりして?!(ありうる)

そして佐久間スタジオ到着!既に何台もワゴン車が未舗装の駐車場に所狭しと置いてあるではないか!そして車と車の間に何人も立ってる。ギターの日戸修平zそしてハープ鹿志村茂臣君の江戸川組!そしてノリさん&多機能さんのベース組!その後ろに巨大な男が一人サングラスをかけて立ってるのが見える、、、。そうだ、しんたろう君だ!やはり運転バッチリなのでした。どう考えても慣れない道程、しかもそんな?場所にあるのだから彼の到着は3時くらいと覚悟してたのに?!

何故か、しんちゃんを筆頭?に皆、菓子パンをカジってた!大きな口開けカジってた。雑草が生い茂る駐車場の真ん中で。

ジャニちゃんに気付かれたらヤバイ?と見せなかったけれど、私は心で泣いていた。何故か泣けてきた。こんな風景いいな〜と思ってた!

 

菓子パンをくわえたしんたろう君が、何か大きな声で言っていた。

「あぅ〜??ひぁぅ〜???...?×△□?」

食べながら喋るんでサッパリ聴き取れないけど、多分”久しぶりっス”とか言ってたんだろう?!先に車から下りたジャニちゃんに、やはり頬を食べ物で膨らませてるんだか?いつもの江守徹バリに?怒ってるんだか?分からない調子&顔つきで日戸修平zが、、、。

「おいっ!木瀬!モタモタして遅れたんだろう!」

「チ・ガ〜・ウよ!修じい!な〜んだよ!(*ちなみにチ・ガ・ウの”ガ”にイントネーションを付ける)」

皆さん、誤解無きように。別に日戸修平zはジャニをいじめてる訳ではなくて、二人いつもの挨拶みたいなもんです。事実遅刻ではありませんでした。

そしてスタジオへ入ると修zは叉ジャニに、、、。

「木瀬〜こないだマーチンの良いギター貰ったんだけどさ〜...」

「え〜いいなぁ〜...頂戴!...でイクラだったんスか?」

「バ〜カ!貰ったって言ったろう!」

(スタジオ内爆笑)

「小さいしお前向きだから、貸してやろうと思ったけどダ〜メ!」

「ずるいジョ〜!かしてかして」

「やっだネ〜!」

「ケチッ!じじい!」

いつもこんな感じです。その横で言葉少なく冷静に修zのアンプまでもセッティングするハープの鹿志村君は、第11回Gig終演後、楽屋に現れ”久々にヨカッタです!”と声をかけてくれて、それから交流が始まりました(現在修zとは近所付合い)。実は彼は泣く子も黙る?!ザ・フー・マニアで(*Super High Numbersコーナー参照)追悼はEgg-man時代に何度も見に来てたという事。何年かぶりで復活した第11回のShowBoatに来てみたら、声をかけずには気が収まらなかったという事。何と過去POW!のライヴを何度も見に来てくれてた事。そしてバリバリのハーモニカ奏者である事等、多くの事を知りビックリ。現在私Daimyoのステージでも演奏してもらってます!(キースで広がる輪)

さて廊下では、今度は長身なしんたろう君と短身?なジャニちゃんが会話をしてます。

「ね〜ね〜ね〜Daimyoたん、、、凄いんだよ〜!」

「何が〜?!」

「あのね〜しんたろうさんの筋肉凄いんだから〜!」

「え〜そんな?!でも最近6キロ毎日走ってますよ〜」

「Daimyoとは大きな違いなのラ〜!」

「あっ、しんちゃん、ホントに叉背が伸びたんじゃないの?」

「えっ、そんな事は?!」

「ね〜ね〜、、、6キロって草加からどれくらい?」

「.....」

「ここから北千住くらい?」

「えっ、何で此処から北千住なんですか〜?木瀬さ〜ん!」

「間違っちゃったよ」

(大爆笑)

そしてドラムの藤掛正隆さん登場!録音デッキを持って私が、、、。

「あの〜、みんなに今年の抱負を聞いてるんですが...」

「あっ、、、え〜、、、抱負?、、、ですか〜?、、、いや〜凄い遠かったです、、、ここまで...」

「ゴ、ゴ、ゴメンね〜!藤掛さん(焦る)」

そこへ関君。

「こないだ見ましたよ〜藤掛さん!ドラム・マガジンのインタヴュー...」

(暫く二人のドラム談義続く)

藤掛さんはライヴの対バンで知りあったのです。彼はその時ガスタンクのBAKIさんと演奏してて、、、いや今もBAKIさんとNo.9というバンドで活動!その他にもいろいろ活躍してます。その対バンの時にキース話で花が咲き、今回が2回目の参加です!

そして今回久しぶりに参加のキーボード奏者・川井健ちゃんが登場し、最後ギリギリなところで、吹上駅からタクシーで駆けつけた小和”ダルトレー”敬典が、ワガママ?を押し通し選曲した、愛の××を気持ちよさそうに歌い上げ(他のメンバーが呆れる?中)リハはお開きになりました。

休み時間、外に電源を引っ張ってノリさんと滝野君はMacの修理をしてました。ワゴン車の後部ドアを開けマックをセッティングして、いじる光景はスパイ映画の1シーンのようで妙?でした。地面は雑草ボウボウ&ブヨがプ〜ン状況で2ベーシストは、復活したノリMacに微笑みを浮かべるのでした。多機能さん凄い!

「ね〜ね〜Daimyoたん、、、おなかすいたヲ〜、、、」

”サニーポット”を目指した時の元気もすっかり消えた感じのジャニちゃんはマジでヘトヘトな顔つき、、、。其れも其のはず...今回彼女はたった3曲なのですが、1曲は高音の限界挑戦的ナンバーなのです!(頑張れよ〜ジャニ!)

ここ2〜3年キース・ムーンは都内のスタジオで練習する事が多くて、この吹上独特の空気をミンナ忘れてました。やっと戻れた!って感じの一日でした。以前ノリさんがBBSに書いてたけれど、此処でリハから既に甲子園の予選大会は始まっていたのでした。

帰り道、叉、久喜へ向かう途中の車中ジャニに言いました。

「ジャニちゃん...やっぱり佐久間スタジオはいいな〜...」

「あったりまえだよ〜!ワタシ達の場所だもん!」

(佐久間君ありがとう!...続行中の全国ツアー頑張って下さい!)

「ね〜Daimyo!(完全呼び捨て)」

「あたしのインタヴューは、、、」

「.....」

「何でしないんだよ〜、、、(あまり元気がない)」

「駅の近くでメシでも喰うか?」

「ウンッ、、、、、コ!、、、ウヒョヒョヒョヒョヒョ、、、(幸せそうな顔)」

ワタシ達の場所、、、(そうだ)、、、次はみんなの場所、高円寺ShowBoatを目指して9/7我が軽ワゴンは向かいます!

 

2001年8月末のある一日でした。

 

...................................................................................................................................

 

当日(2001年9月7日)の演奏内容について、ヴィデオを眺めながら何度か自己リポートを試みましたが、挫折(?)しました。今此れを書いている<2002年1月31日>になっても、冷静に上手く書けません。将来BBSの<my back pages>シリーズ(?)で、忘れた頃に感想を書きたいと思いますので、次回・第15回キース・ムーン追悼Gigも、そして此れからもNEW ASIA RECORD BBSも宜しくお願いします!追悼Gig未体験な方々は、是非ともライヴ前後のBBSを御覧になって下さい。参考になるとは?ですが、空気(?)は何となく感じる事が出来ると思います。皆さんの御参加(出演希望の方も)、毎年待ってます!

 

私的には、今回我がキースである小田原が久しぶりに(第10回以来)、アンコールのみではありましたが復活参加してくれた事で原点回帰、見つめ直すキッカケになりました。より中身の濃いキース・ムーン追悼Gig!になるように精進しますので、叱咤激励等遠慮なくBBSまでお寄せ下さい。

Home